ユーザーの皆様と話していると、ノズルについて質問されることが度々ございました。
(多くの種類のノズルが販売されていてよく分からない、という方は多いと思います。)
ご使用される背負動噴や薬剤の種類・濃度など、それぞれ使用条件が異なる中で、
弊社としても、コレといった回答をすることが難しかったのですが、
ユーザーの皆様のリアルな声と、永田製作所様・ヤマホ工業様のサポートを受けまして、
ロブストスとして公式の見解を述べさせていただきます。
まず、出荷時に採用させていただいているノズルは、
・バッテリーモデル → 新除草噴口/永田製作所
・エンジンモデル → キリナシ除草ノズル1頭口S型/ヤマホ工業
です。
出荷時は、キリにならない噴出量が多めのノズルを組み込んでいます。
その理由は、アジャスタブルスプレーヤの作業速度をノズル自体の噴出量に制限させないためです。
噴出量が多いと感じられる方は、使用条件に合わせて、下記の情報を参考にノズルを交換してご使用ください。
ノズルメーカー様は、特定の薬剤に合わせて最適なノズルを開発・製品化されていますが、
性能を詳細に比較すれば、そこまで大きな差があるわけではなく、
また特定の薬剤でなければ使えないわけではありませんので、
ノズル自体の噴出量を基準に選んで良いと思います。
その上で、弊社で検討し、バッテリー用エンジン用ともに各3種ずつ、
噴出量の違いで、ここを抑えておけば概ね大丈夫だろうというノズルを選定しました。
下記、参考にしてみてください。
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バッテリー式背負噴霧機をご使用の方
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★出荷時の組み付けノズル
★新除草噴口、より、噴出量を2/3ほどに抑えたい場合
★新除草噴口、より、噴出量を1/2ほどに抑えたい場合
★新除草噴口、より、噴出量を1/6ほどに抑えたい場合
(主に、グリホサート系薬剤の高濃度少水量散布に)
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エンジン式背負噴霧機をご使用の方
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★出荷時の組み付けノズル
★キリナシ除草ノズル1頭口S型、より、噴出量を1/4ほどに抑えたい場合
(主に、グリホサート系薬剤の高濃度少水量散布に)
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というようにノズルを選定していただければ、
概ね希望通りの結果を得られるだろうと思います。
背負動噴と薬剤で結果は変わりますので、
あくまで数値は参考として、実際にご使用してみてご判断ください。
また、上記のノズル以外にも、
セレクト2ノズル/ヤマホ工業(低圧用と高圧用を切り替えられる)
https://www.yamaho-k.co.jp/01a/zyosou/post_698.html
2ウェイノズル/ヤマホ工業(少量散布と多量散布を切り替えられる)
https://www.yamaho-k.co.jp/01a/zyosou/post_661.html
など、新製品の開発も進んでいるのでそちらもチェックしてみてください。
なお、
永田製作所様・ヤマホ工業様のご厚意で、
上記のノズルはロブストスSHOP https://robustus.base.shop/ からもご購入いただけるようになっています。
皆様がお買い求めやすい購入先でご入手ください。
以上、長くなりましたが、
皆様の使用条件に合わせて、さらに満足度が高く、
アジャスタブルスプレーヤが活躍できることを願っております!
ご確認の程、宜しくお願い致します。